こりにも様々な種類があり、体操やストレッチで改善するものから病院で手術を受けなくてはならない症状のものまで様々あります。
- パソコン作業のような動きの少ない仕事による肩こり
- 四十肩、五十肩といった動きに制限のでるもの。
- 腱板断裂という深刻な症状
- 内臓疾患の関連痛として出る肩の痛み
大雑把に考え突くものでもこれだけの種類があります。
こうした症状に対して鍼灸治療や整体ストレッチを適用して良い状態のものから手術をしなくてはならない場合まで様々あります。
筋肉不足と肩甲骨可動域を広げる2種類の運動
冒頭で述べたように、手術や治療を必要とする肩部痛ではなく、体操やストレッチで改善する肩こりについては、たった2種類の肩甲骨運動で改善する場合がほとんどなので、その肩こり体操を紹介いたします。
肘を上から下に引き下げ肩甲骨を寄せる運動
手を上に挙げた後、てのひらを天井に向けて肩甲骨を絞るように肘を下に降ろしてゆきます。
ここで意識することは
- 肩甲骨をくっつけるイメージで
- 胸を張る
- 息を吐く
- 限界までやった後、最後に一絞りする
これによって、背中部分で肩甲骨のスライドできる可動域を広げることができます。
肘を後ろに引いて肩甲骨を体から話す運動
次の運動は肘を下から上に挙げる運動です。
ここで意識することは
- 腕を下に垂らした状態から、まず肩甲骨を寄せる。
- 胸を張った状態で肘を後ろに引く
- 再び肩甲骨を寄せて今度は肘を上に挙げる
こうして肩甲骨を体から話すように動かします。
腕をぐるぐる振り回すだけの運動で肩こり改善は難しい
「腕をぐるぐる振り回す」という体操をしている方をよく見かけるのですが、肩の構造というのはけっこう弱くできており、肩こりや四十肩五十肩の予防としていきなり動かすのは危険です。
突然パキッとなったり関節を痛めることがあります。
そもそも、股関節や膝のストレッチはゆっくりやるのですから、肩も同様に最初は静かに動かしましょう。
また、今回紹介した運動は背中周りの筋肉に力を入れるので静的ストレッチと同時に筋力トレーニングにもなっています。
肩甲骨周りの筋トレをすることによって日常生活における腱や筋肉の負担を減らすことができます。
たった2種類の運動を10回3セットするだけで、肩こり四十肩五十肩を防ぐことができますので、仕事の昼休みやお風呂に入る前にやってみてはいかがでしょうか。
案外この運動でも本気でやれば疲れるものです。この運動で肩回りの筋肉を使った後お風呂でリラックスして寝てもらえれば、次の日はスッキリと目覚められることでしょう。
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