はりきゅうの蔵出しサロントーク~くらさろ~

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高齢者に配る餅は食べ物。凶器ではない

毎年この時期になると高齢者に餅を配るニュースが話題になる。消防団だったり婦人会だったり、とにかく優しさとおせっかいの同居したような団体が善意で実行してくれる。今年はNHK大分が「一人暮らしのお年寄りに餅を配る」というなんだかイタズラ心で拡散したくなるようなタイトルで記事になっていた。

  この件には高校生300人くらいが関わっており、炎上すれば当然高校生の目に触れる。すると来年この行事のありかたについて議論されるかもしれないし、中止になってしまう可能性もある。

 

それで高齢者は喜ぶの?

 

餅を楽しみにしている高齢者や、高校生とのふれあいを楽しみにしている高齢者にとってはガッカリすることじゃないのかな。しかもウェブ業界では超メジャーどころの、はちまきこうさんが「恐ろしい凶器」と揶揄していることでますますマイナスイメージで拡散してしまう。むしろ餅イベント中止になるほうが悲報なんだけど。

blog.esuteru.com

 

餅によるのどづまり死亡事故が毎年ニュースになるからって「凶器」とか人殺しアイテムとして騒がれると、餅を配る人の心にも罪悪感や葛藤がうまれないだろうか。企画する人も「波風立てたくないから中止にしよう」と思わないだろうか。

炎上を承知の上でわざわざ「餅つきをしよう!」と企画することは難しくなる。盤石な安全管理と監視の下で食べさせるべきという話しになってしまうが、餅突きなんてただのボランティアイベント。そこまで頑張れるほど信念を持ってやりきるほどのものでもないので、行事そのものをつぶした方が実行委員側にとって楽だし賢い選択になってしまう。

そうなると結局、被害者とされる側の高齢者が悲しむことになるんじゃないかな。

 

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食べたい餅を喉に詰まらせて旅立つことの何が悪いのだろう。

 一人暮らしの高齢者が餅をのどに詰まらせた場合ほぼ助からないだろう。けれど、それで旅立つならば人として幸せな一生の終え方ではないだろうか。

幸せにも人それぞれあって、長寿のギネス記録を狙っているなら餅を食べなければ済むことだし、長生きよりも楽しいことや嬉しいことがある1日を過ごしたい人は、高校生が餅を配ってくれる方に幸せを感じるはずだ。

 

揶揄するのは軽い気持ちだけど、その対象が命の場合は相手に重く響く

まとめサイトなんかでも高齢化対策とか軽い気持ちでイジっているけれど、もし残念な事故がおきたとき、餅を配った高校生はお年寄りの顔を見ているだけに気持ちの落ち込む人が出るかもしれない。そんなとき検索で出てくる言葉に心を痛めないよう、ちょっとだけ気遣いが欲しいと思う。

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