お腹の調子が悪いのに検査は問題なし。
そんな困った病気、過敏性腸症候群。
原因はストレス!なんて言われても、ストレスを軽くするなんてどうすりゃいいの!?
実にやっかいで困惑してしまう病気ですよね(涙)
しかも慢性ストレスって日常生活で蓄積するものですし、ストレスの軽くなる環境へと変えるなんて簡単じゃありません💦
そこで!こういうときこそ東洋医学の出番ですよ✨
体と心の両面から治療方針を決める東洋医学だからこそ、ストレスに由来する病気に有効です。
- 東洋医学ってそもそもどんな医学?
- ストレスを7つに分類する東洋医学
- お灸は赤血球を増やし細胞を元気にする
- 針灸の刺激は一時的にストレスの元を忘れる
- 過敏性腸症候群治療の鍼灸院選びは、こじんまりした所が良いかも
東洋医学ってそもそもどんな医学?
病院で行われる医療といえば、画像診断や血液および尿を検査して、そこで病気が分かれば治療するし、分からなければ症状を抑える薬で「様子を見ましょう」って言われること多いですよね。
一方の東洋医学は、肌や舌の状態、声や言葉の雰囲気に性格、日常生活などトータルで体の状態を判断します。
ちなみに鍼灸院くらさろが体の状態を判断するとき重視しているのは「雑談」です(笑)
仕事が忙しいとか、飼っていたワンちゃんが元気ないとか、そこから「どんなストレスを受けているのか」を判断して治療方針を決めています。
コラム:問診を全くしない『菜の花治療院』
ストレスを7つに分類する東洋医学
「ストレス」と言っても、その内容は様々。
仕事が大変なのか、人間関係の悩みなのか、それとも緊張するイベントを控えているのか。
どれも「ストレス」の一言で片付くものの、感じ方はそれぞれ違いますよね。
東洋医学ではこうした心の動きを「怒・喜・思・憂・悲・恐・驚」の七つに分類し、それぞれの経絡に流れる「気の過不足」を考えて治療にあたります。
- 怒:肝と胆を病む。気が多すぎると激しく怒り、気が足りなければ卑屈の裏返しのように怒る。
- 喜:心を病む。笑ったり喜んだりは良いものとされますが、喜び過ぎも体に悪いときがあります。
- 思:脾や胃を病む。悩み続けてしまう状態で、気が滞ってしまいます。
- 悲憂:肺と大腸を病む。気が消えるので無気力になってしまいます。
- 恐驚:腎と膀胱を病む。気が下がってしまい立っていられなくなったり、精神をかき乱されて混乱した状態になります。
お灸は赤血球を増やし細胞を元気にする
不思議なことにお灸って赤血球を増やす効果があるんです。
赤血球が増えると酸素を運ぶ量も増えて、細胞を元気にしてくれます。
このとき、末端の血流を良くする施術も加えることで体中の血流が良くなり、その過程で腸にもいっぱい血液が流れて元気になってくれます。
針灸の刺激は一時的にストレスの元を忘れる
針灸の刺激は「痛い・怖い」という恐怖もありますよね。
しかし、だからこそストレスの元になっている悩み事を延々と考えてしまう思考回路にストップをかけられます。
「あちっ!痛っ!!」って感じた瞬間だけでも悩み事が吹っ飛んでくれたなら、それをきっかけに過敏性腸症候群の原因も吹っ飛んでくれるかもしれませんよ。
また鍼灸刺激によるストレスは一時的なものですから、恐怖をひきずらない限り害はありません。
過敏性腸症候群治療の鍼灸院選びは、こじんまりした所が良いかも
過敏性腸症候群の症状は、下痢だったりおならが出やすかったり、ちょっと恥ずかしいですよね💦
病気だから仕方ないけど、それでも気になるところ。
しかも急にトイレを使いたくなったりするでしょうから、大人数の治療をしているところよりも、こじんまりとして1対1で付き合ってくれるところをお勧めします。
他の患者さんと会うのも最小限な完全予約制のところ、もしくは訪問治療をしている治療院なんていかがでしょうか。