鍼灸院くらさろ

四十肩五十肩ぎっくり腰、頭痛や肩こり腰痛のほか不眠症や冷え性対策に札幌市豊平区中の島の鍼灸整体治療します


施術料:90分7000円・60分5000円・30分3000円・15分1000円
070-4132-3798(7:00-22:00)

腰痛と頭痛持ちの半数が針灸で改善!鍼灸に懐疑的な論文ですら認めた治療効果

「針灸治療はプラセボ(思い込み)。統計上では鍼灸に効果なし。」

 

鍼灸の効果について書かれてた論文は治療効果に対して割と否定的で、論文大好きパレオさんも言葉を極薄オブラートに包んだ感じで距離をおいています。 

「ツボ」ってなんなの?本当に押すだけで病気が改善するの?問題 | パレオな男

  • 鍼治療の立場はかなり悪い(つまりプラシーボ効果しかなさげ)
  • ただしまだ厳密な実験は少ないので、まだ希望がなくなったわけでもない
  • とりあえず鍼治療については遠巻きに見ておくだけにしとこうかと思う次第です。

 

ぼくは鍼灸治療というものを「科学的な作用機序がどうであれ治療効果さえあれば良い。」と考えており、もし鍼灸の治療効果にプラセボ以上のものが無いならば、プラセボ効果自体を最大限に高めることも針灸師が磨くべき技術であると考えています。

 

さて、鍼灸に懐疑的な結論を導き出した論文ですが、実験結果からはむしろ鍼灸治療の効果を証明しているように思えます。

 

研究の内容と結果そして土田の考え方

まず、ぼくの考えは鍼灸師全体ではなく一個人のものであるとご了承ください。

 

整体鍼灸院くらさろ札幌市豊平区中の島

針灸治療

さて、パレオさんが調べた論文によると「本物の針治療では50%、ニセ針で42.5%の頭痛と腰痛が改善した。」という結果になっています。

正味なところ、鍼治療って本当に効果があるの?「東洋医学ってどうよ? #2」 | パレオな男

  • ニセ鍼と本物の鍼を使った実験データだけを集めて、プラセボ効果のレベルを調べた。ニセ鍼は、先端が引っ込んで肌に刺さらないようになってまして、本物の鍼との効果を比較できる。
  •  実験数は全部で29件ありまして、対象者の数はおよそ18,000人。 
  1. 本物の鍼を使ったら50%に腰痛や頭痛の改善が見られた
  2. ニセの鍼を使ったら42.5%に腰痛や頭痛の改善が見られた

「鍼治療のほうが効果がある!」とも「プラセボでも十分に効果がある!」とも言えちゃうんですよ。 

 

 とりあえず針が本物かどうかは別にして

針治療っぽい刺激を与えたら頭痛と腰痛が40~50%改善した!

 これ、凄くないですか?

少なくとも頭痛と腰痛なら鍼灸院に来れば半分の確率で治るんですよ✨

よく「病院では治らなかった腰痛が土田さんの針で治った」なんて言われて有頂天になる僕ですけど、だいたいの鍼灸院でトータルしても半分くらいの人は治っているんです。

鍼灸凄い!!

 

針灸はプラセボ効果も加わるので、さらに治療効果が高まる!

整体鍼灸院くらさろでおこなう灸頭針

針とお灸の合体技!灸頭針

研究者による治療効果の測定は治すことが目的ではなく、腰痛や頭痛に鍼灸が有効かどうかを調べるためにやっています。

 

一方、街中で治療にあたっている鍼灸師のほとんどは治すことに一生懸命。

針やお灸をする瞬間だけでなく、受付から問診に施術中そして施術後の会話の中から治療に役立つ話が無いかを探ったり、心の重荷を楽にしてあげられる言葉は無いかと考えたりしています。

こうした針灸師の治そうとする姿勢は治療効果に大きく影響を与えます。

 

施術者は治そうと頑張った結果として無意識ながらも「症状が改善してきたな」と感じて、患者さんに「先ほどに比べて楽になってませんか?」とお伺いします。

ここで患者さんも針灸師さんに気を使いつつ「良くなってます」と言うかもしれません。

こうして小さなYESを積み重ねてゆくうちに強固な信頼関係を築き、その結果としてプラセボ効果を高めることができます。

 

つまり実際の治療は研究結果より高いプラセボ効果を得られる!

 

ニセ鍼はバネ式てい針。小児針や衛気を整えるために使う

さて、論文に出てきたニセ針について「ニセ鍼は、先端が引っ込んで肌に刺さらないようになってまして、本物の鍼との効果を比較できる。」とあります。

 これは「バネ式てい針」というもので、ローラー針とともに小児針としてよく使われます。

てい針・ローラー針。鍼灸院くらさろで使う小児針

てい針・ローラー針。鍼灸院くらさろでは小児針としてコレを使います

つまり論文の比較試験について正しく解釈すると

  • バネ式てい針を使ったら42.5%に腰痛や頭痛の改善が見られた
  • 刺さる針を針を使ったら50%に腰痛や頭痛の改善が見られた

というようになります。

 

東洋医学では刺さらない針を「衛気を整える」ことに使います。

体表や浅い部分を巡る気を調整することで、風邪予防や未病と呼ばれる軽い体調不良を防ぐ効果があります。

 

もしコントロール群を置くならば、腰痛や頭痛の人に何もせず実験終了後に「痛みはどうですか?」と聞くべきだったかもしれません。

東洋医学を科学的に解明するって大変💦

 

 鍼灸は科学や統計から漏れた人を助ける

当院にいらっしゃる方のなかには薬の副作用に苦しんでいる方が来ます。

更年期障害、うつ病、双極性障害、メニエールなどの薬を飲み始めてから「太った」「頭がもやもやする」「胸やけする」といった副作用に悩まされます。

しかし薬を飲まないわけにはいかない。

もちろん病院でも副作用に苦しんでいることは承知の上ですから、標準医療ではこれ以上してあげられることは無いのでしょう。

 

そんなとき鍼灸という異なる治療法の存在は救いになると思うのです。

たとえプラセボであったとしても、悩んでいる人の何割かは助けてあげられる。

 

誰もが高度な医療を受けられる日本において、鍼灸は科学や統計で除外せざるを得なかった治療効果を提供するという役割を担うことができるのです。

 


 

 

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