はりきゅうの蔵出しサロントーク~くらさろ~

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活躍するアイヌの血をひく人達と、いまだに根強い差別

僕は北海道の旭川・北見・札幌に住んでいたけれどアイヌのことをバカにしたり差別をしたような話は聞いたことが無かったし、タブーという雰囲気でもなかった。ただ、アイヌ人が差別されているという話は新聞などで知ってはいたので、既に存在しない差別を声高に叫ぶ差別利権がらみの話だという認識しかなかった。実際多くの和人にとってアイヌのイメージはサムライスピリッツというゲームのナコルルという女性キャラクターとして愛される存在だったり、せいぜい外国人と同じくくりで珍しい人種というイメージだろうか。

 

しかし北海道クローズアップという番組でアイヌの血をひく人が子どもの頃に受けイジメや、母が作るアイヌ料理に恥ずかしい思いをしたという話を聞いて、本当に差別が存在し続けていたのかと驚いた。

 

アイヌに縁のある歌と踊りと料理そしてお笑い

 北海道クローズアップに出てきたアイヌの血をひく方は「IMERUAT」のボーカルMinaさんと、居酒屋ポンチセでアイヌ料理をふるまう豊川さん。ふたりとも子供の頃に嫌な思いをしてきたが、今ではむしろそれを誇りにして多くの人を楽しませている。

 

歌と踊りのユニット「IMERUAT」

ボーカルでアイヌ舞踊のできるMinaさんは小学生のころ外見をからかわれ、自分がアイヌ人であることを隠すようになったという。 

今はファイナルファンタジーなどのゲーム音楽作曲を担当した浜渦正志さんとユニットを組んでいて、アイヌだけではない多岐にわたるジャンルで活動をしている。

 

 


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Minaさんの故郷、帯広にある屋台ではアイヌ料理を食べられる

ポンチセという居酒屋で出している「ポネオハウ」という料理はアイヌの伝統料理なのだが、店主の豊川さんはアイヌ人の母が作るポネオハウを「アイヌ人だから骨をしゃぶっている」というイメージがつくのを恐れ、他人の目を気にして食べられなくなったという。 kitanoyatai.com

 子供の頃の嫌な記憶のせいで店のメニューとして出すかどうか迷ったポネオハウだが、今では立派な看板メニューとなっている。このような形で過去に負った心の傷を自らの行動で癒し克服する姿勢は素晴らしい。

  

アイヌ文化を元ネタにする芸人「ペナンペパナンペ」 

 アイヌの文化や伝承を「お笑い」を通して伝えてゆく芸人ペナンペパナンペ。動画のネタは飢饉に陥ったアイヌの村を神様であるカムイが柳をししゃもに変えて救ったという伝承を元ネタにしている。 


第1313回 アイヌ民族の男性お笑いコンビ 「ペナンペパナンペ」

  

良い話に作り替えられた阿寒湖のマリモ伝説 

 阿寒湖のマリモには「恋のマリモ伝説」というのがあり、観光ツアーを申し込むとバスガイドさんが話してくれる素敵な話がある。

セトナという酋長の娘には決められた婚約者がいたのだが、マニベという男と両想いになってしまった。当然その恋はかなわず、ついには阿寒湖で心中し二人の魂はマリモになったという。

タイタニックっぽい話だが、これは後世の創作で作者まで分かっている。

 実際の伝承は、湖の神に嫌われたベカンベ(菱の実)が阿寒湖から追い出されたとき、腹いせに湖へ草を投げ込んだらマリモができたという話だ。 


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まぁそんなこんなで和人はアイヌのことを差別しているつもりは無くてもアイヌ人が劣等感や恥ずかしい思いをしているならば差別が無くなったとは言えないだろう。

ただ、この問題はアイヌの血を引く人達自身の努力によって克服されつつあるので、和人の側でも盛り立てて北海道の誇る文化になってほしい。

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