みなさま、今年1年いかがでしたか。
楽しかった?
つらかった?
可もなく不可もなく?
こう聞かれたときは、何も考えず「楽しかった」と答えましょう。
たわいもない会話をする必要があるなら「楽しかった。来年はもっと楽しい年になるよ」と言って明るい未来を妄想して語っておきましょう。
人も虫もなんでもかんでも「明るいところに集まる」
深海魚の「ちょうちんあんこう」 もちろん皆さまご存知でしょう。あれ、ちょうちんの光で獲物を呼び寄せてパクッと食べちゃうんですね。
「誘蛾灯」というのもあります。夏のコンビニでよく使われているのですが、青色の蛍光灯が虫を呼び寄せて、くっついたらバチッて電流流して殺すやつです。
こんな感じで、生き物って危険かどうかに関わらず光に吸い寄せられます。これは人間も同じで、明るい人とか人気者「輝くオーラをまとっていそうな人」に人間は寄っていくんですね。
逆に、ダークオーラをまとっても厨二病としか思われず、暗い顔していると人は離れてゆきます。死にたいとかつらいとか苦しいとか思っても、それを言葉にすると「ウザい奴」としか思われません。なにより弱音を吐いたときに優しい言葉で近寄ってくる人間は詐欺師かと疑ってもいいくらいです。
肉体を燃やし、魂を燃やしてでも輝け
輝くオーラを纏え。なんて言われても、光ることのできない状況ありますよね。
「恋人と別れた」「信頼してた人に裏切られた」「ギャンブルで大損した」「営業ノルマが達成できなかった」
本当につらい状況に胃を病んで酸っぱいゲップしたり、毎夜何か月も熱が出たり、朝をむかえるのが怖くて寝れなかったり。
それでも寿命を削り「命を燃やして光る」という気力をふりしぼってください。
心の闇なんて誰にも見えないのだから、上っ面だけでも輝くオーラをまとって来年をお過ごしください。
では良いお年を
「死者のポーズ」「黙想」「座禅」どれも雑念だらけ。それが閃きになる