腰痛をはじめとする様々な症状はインナーマッスルを鍛えることで改善する場合があります。
その場合、ダンベルやバーベルなど重量物での筋トレも良いのですが、バランスボールを使ってインナーマッスルを鍛えることで腰痛や肩こりを改善することもできます。
インナーマッスルを鍛えて腰痛の予防と改善をする
体についている筋肉はどれも大切な働きを持っており、アウターとかインナーと分けて、どっちか鍛えれば良いというものではありません。
さらに言うなら、大きな筋肉群を鍛えることで小さな筋肉を補助できるので、どんな筋トレも大事です。ただ、今回は敢えてバランスをとるための筋肉を鍛える運動に着目し、その働きをする筋肉は体の深部に多いので「インナーマッスル」と便宜上表記しております。
バランスボールで足の筋肉を鍛えよう
バランスボールを股に挟んで、内ももにある筋肉を鍛えることで骨盤周りのインナーマッスルが鍛えられ、腰痛を予防できます。
20回ほど力を入れて潰します。回数を数えるとき、力を抜かずに、1回潰したらその状態からさらに力を入れて潰し・・・とやって20回。
これを2分の休憩を入れながら3セット。合計60回やることになります。
腰痛になったとき、みなさん足腰に力を入れてガマンするでしょう。
そのとき、筋肉が多いと、より一層力を入れてガマンをできるのです。
つまりガマンの上限を引き上げることと、もうひとつはある程度の力で腰痛を封じ込めることができるのです。
そういうわけで腰痛治療には筋トレが必要なのです。
バランスボールを膝と足首で潰す
かかとからふくらはぎまで使って潰します。これも20回3セット。左右交互に足をかえて頑張ります。
腰痛治療は背筋群を鍛えることも重視します。最近の研究では腰痛になった人は腰をそらせる運動が良いとされています。
この「バランスボールを膝と足首で潰す」という運動は、腰痛を抑え込むために必要な背面部の筋肉を鍛えることができます。
ボールを押さえた手と反対の膝の2点でバランスをとる
足と手をできるだけ水平にします。
ここで、膝をつけている足の「足首」をバランスボールから離すと難易度があがります。
これによって全身のインナーマッスルを鍛えることができます。腰痛治療だけでなく全身のあらゆる不調を改善する目的があります。
また、筋肉というのは鍛えた後に調整する必要もあるので、必ずこの運動をしましょう。
こうして足を鍛えてゆき、バランスボールに立てるようになると、ボールの上でスクワットすることも簡単にできるようになります。
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