聞きかじり垂れながし

みんなでツッコめ粗探し

鍼灸治療家で緩く群れる鍼灸クラスタ

水クラスタを分解して身体に良い水を作ることに躍起になっている浄水器メーカーとは対照的に、鍼灸師同士で「鍼灸クラスタを作ろう」という動きがある。これからの時代は「ひとり一流派ふたりで三流派」から「ヤマアラシ同士でも傷付かない距離で群れを作る」方向へと変化する。

 

www.tsubasashinya.tokyo

Twitterなどでは「クラスタ」と呼ばれる「ある特定の分野に関心を持つ人たち」の、いわば群れのようなものが存在するが、鍼灸師のそれはないようだ。(ちょこちょこっとはある)

とりあえずこの「輪」みたいなものをつくるべきなんじゃないかなと。そして感想などを伝えあったり意見交換したり、たわいのないことを喋ったりしながら「楽しく続けていく」のが肝要なんじゃ。

 

鍼灸ブログは廃墟になりやすい

上記で紹介したつばさ先生は鍼灸ブログの孤立について憂慮されている。鍼灸ブログって最初は書くこといっぱい夢いっぱいで、東洋医学の楽しさや独自の治療法について多くの人に伝えようと頑張るのだけど、「陰陽五行とは何か」「腰痛・肩こりに効くツボ」みたいな初歩的な話をしたところで書くことが無くなり、「日馬富士は外傷性脳症によって暴行事件を起こした可能性も考えるべきだ」のような時事ネタに走る。ただ時事ネタもしょっちゅう有るわけではないので、そのうち更新が止まり廃墟となる。

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こうしたネタ切れを乗り越えて更新しようとすると、つい一歩踏み込んだ難しい話を始めてしまう。しかし一般的に小学校から高校までの勉強では東洋医学や易経なんて習わないので、いきなり本筋の難しい話から始めても意味不明になりかねない。逆に前提となるの基礎知識から書き始めると、こんどは本題に入る頃には飽きたり読み疲れたりで良いことない。そんなわけで結局どうでもいい話へと走ってしまったのが下記の記事だ。

改めて読み返してみるとロクなこと書いてない。そして最近は自分が鍼灸師だったことすら忘れた感じで全く東洋医学の話なんかしなくなった(汗)

 

鍼灸師同士でつながる利点

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鍼灸師の一人ひとりが持っている情報は本当に少ない。なぜならお客さんや患者さんひとりにかける時間が長く、一対一での治療に専念することが多いからだ。さらに鍼灸師同士で情報交換しようにも、東洋医学についての解釈の違いなど信念や理念の部分で共有できないことがあって話が噛み合わない場合もある。こうした理由からついつい治療家は孤立しがちなので、ツイッターでつながることには多くの利点がある。

たとえば消毒方法や鍼灸技術について情報交換できるようになるかもしれない。消毒について外科手術ばりに気を使う人はいないと思うが、整形外科に勤務している鍼灸師はどの程度気を使っているのかなど多くの意見を取り入れられる。

また、僕が鍼灸専門学校では習わなかったことのひとつに「お灸を皮膚に固定する方法」というのがある。僕は「紫雲膏(しうんこう)」という火傷に効く軟膏を使うのだけど、学校ではツバをつけて固定していた。こういう汚い方法を学校で習ってしまうと生徒はその方法で治療してしまうことがある。

一方でアイロン灸のような新しくも楽しい治療法が鍼灸クラスタのなかで広まるかもしれない。治療家同士で意見交換できるようになると、お客さんや患者さんにとっても気持ち良い施術を受けられるようになるので鍼灸クラスタの呼びかけにはゆるふわな感じで楽しみにしている。

 

難しいことはさておき、互助会メンバーがワードプレスに移って寂しくなったところでクラスタの呼びかけだなんて渡りに舟ってやつ?