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聞きかじり、たれながし

みんなでツッコめ粗探し

週刊現代が荒ぶると悪徳ヘルスケア業者が儲かる

奇抜な治療や理論

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ここ最近、現代ビジネス(週刊現代)が荒ぶっている。

手術はムダ!薬もダメ!医師の言うことなんて信用するな!
そんな感じのタイトル記事を目にすることが増えてきて興味深い。

 

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さて、週刊現代のせいでお困りなのがバッシングの対象になっているお医者様だ。

週刊現代の副作用コワイよ祭り、手術コワイよ祭りの顛末を週刊プレイボーイが報道! 講談社 vs 集英社 - つれづれぶろぐ

msanuki.hatenablog.com

麻酔科医には術前診察という、手術前に詳細に患者の状態をチェックして診察する機会が必ずある。ここで、あの週刊誌にあった薬をのんでいるけどやめた方がいいかと相談されたり、全身麻酔で手術をしたくないとダダをこねて説得に時間が掛かったことなどの苦情を訴える。その記事に、私が荷担したことになってしまっているため、家でひどく叱られた。麻酔科医は、ただでさえ少ないのに、すんなりと終わるはずの術前診察に時間をとられ、麻酔科医の労務を増加させ過重労働を引き起こす。これでは、患者の命を守るはずの麻酔科医が事故を起こすことにつながりかねない。

上記記事を書かれた方は麻酔医の先生とのことで、やはり週刊現代の記事を読んだ患者さんに苦労されてらっしゃいます。

薬も手術も必要だから提案してるのに、週刊紙で「危険、手術を断れ、寿命が縮む」なんて書かれてたら怖いよね。人間は良い話より悪い話に強く反応しやすいから、医師の話より週刊紙で警告されている方を信じ易いし、その誤解を解くのは非常に難しい。
なにせ理屈や理性じゃなくて感情で拒否してしまうから。
そんなわけで、上記記事を書いた麻酔科医の先生の言葉が届くのは、病気に関係ない健常者ばかりで、本来届いて欲しい患者さんに納得してもらうのは至難の業でしょう。

悪徳ヘルスケア業者が週刊現代を携えてやってくる

さて、週刊現代によって病院で行われる医療を否定され、不安に陥れられた患者さんは、その後どういう行動を取るだろうか。

さすがに深刻な病気であることを認識している患者さんが「放置で治る」とは思わないだろう。薬や手術の代わりになるものを求めるはずだ。

この瞬間から悪徳ヘルスケア業者が優しい顔して近づいてくる。


100万近くする寝具一式を「あなたには特別に半額でゆずってあげる!」と言ってみたり、ガンは40度以上の高熱で治るという話から遠赤外線の出る物を高値で売ってみたり。もちろん自然・天然由来の健康食品だってあるし、さらには加持祈祷や気功など、ありとあらゆる手段で金を毟り取る。
病気で死ぬか金欠のストレスで死ぬか
そんな二択にまで追い込まれる。
途中で辞めようとすると「今までの努力が無駄になりますよ」なんていう便利な殺し文句も用意されていて、ズルズルと継続してしまうのだ。

 

 病気に付け込む悪魔から逃れるのは難しい

 

嘘ついて針を飲んだらどうなるか。埋没針や折針事故の論文で少し触れていた 

www.cloudsalon.net

 


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